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  1. 青森市議会 2003-09-02
    旧青森市 平成15年第3回定例会(第1号) 本文 2003-09-02


    取得元: 青森市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-29
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   午前10時開会 ◯議長木村巖君) これより平成15年第3回青森市議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は「議事日程第1号」により会議を進めます。           ────────────────────────── 日程第1 会議録署名議員の指名 2 ◯議長木村巖君) 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、7番関良議員及び31番小笠原正勝議員を指名いたします。           ────────────────────────── 日程第2 会期の決定 3 ◯議長木村巖君) 日程第2「会期の決定」を議題といたします。 4 ◯議長木村巖君) お諮りいたします。  今期定例会の会期は、お手元に配付の会期予定表のとおり、本日から9月25日までの24日間といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 5 ◯議長木村巖君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から9月25日までの24日間と決定いたしました。           ────────────────────────── 日程第3 議案第135号 専決処分の承認について(事故に係る損害賠償の額の決定について) ~ 日程第19 議案第151号 決算の認定について(平成14年度青森市自動車運送事業会計決算) 6 ◯議長木村巖君) 日程第3議案第135号「専決処分の承認について」から日程第19議案第151号「決算の認定について」まで、計17件を一括議題といたします。
     提案理由の説明を求めます。佐々木市長。   〔市長佐々木誠造君登壇〕 7 ◯市長佐々木誠造君) 平成15年第3回定例会の開会に当たり、提出いたしました各会計補正予算及び提出議案について、その概要を御説明申し上げ、御審議の参考に供したいと存じます。  まず、専決処分について御説明申し上げます。  議案第135号事故に係る損害賠償の額の決定については、平成14年4月22日発生した市営バス車内事故に係るものであり、本年7月24日に相手方との話し合いが合意に至り、損害賠償の額を決定することについて、地方自治法第179条第1項の規定に該当するものと認め、やむを得ず専決処分いたしたものであります。何とぞ御承認を賜りますようお願い申し上げます。  次に、議案第136号平成15年度青森市一般会計補正予算について御説明申し上げます。  今回の補正予算は、主として浪岡町との合併に向けた経費等、状況の変化等により早急に対応を要する経費等について措置いたしたものであります。  歳出の主なる内容についてでありますが、まず市町村合併推進費につきましては、浪岡町の意向を受け、速やかに任意合併協議会を設立し、具体的な合併協議に着手するため、協議会開催経費及び市民の皆様への広報経費1823万余円を措置し、同町との合併協議を推し進めていくことといたしたものであります。  次に、収納向上特別対策費でありますが、長引く景気の低迷等を反映し、年々収納率低下傾向にあることを踏まえ、市税・国民健康保険税滞納状況を的確に把握・分析し、効率的な滞納整理を図ることに加え、滞納者個々の状況に応じたきめ細やかな納税相談を行うため、滞納整理支援システムを導入することとし、650万円を措置いたしました。  (仮称)こども総合計画策定事業費につきましては、子どもを取り巻く社会情勢の変化やこの7月に制定されました「次世代育成支援対策推進法」を踏まえ、子どもが健やかに、心豊かにはぐくまれる総合的なプランづくりのための経費305万余円を措置いたしたものであります。  緊急地域雇用創出対策事業費につきましては、今春の松木屋の閉店等、依然として厳しい雇用情勢に対応するため、6487万余円の追加措置により、新たな雇用創出を図ることといたしました。  地域総合整備資金貸付事業費につきましては、地方公共団体地域総合整備財団の支援を得ながら、民間事業者に対し無利子融資を行い、魅力あるふるさとづくりを促進するものでありますが、今回新たに新聞印刷工場及び病院建設事業を貸し付けの対象とし、2億6100万円を措置いたしたものであります。  また、中小企業振興対策費につきましては、法人格を有する中小企業団体を組織した2つの団体に対し、青森市商工業振興条例に基づき助成措置を講じることとし、所要額22万余円を措置いたしたものであります。  河川整備事業費につきましては、国の補助事業費内示等に伴い1350万円を減額補正するものであります。  なお、今回、道路新設改良費につきまして、事業着手しております甲田橋のかけかえ事業において下部工等の工事が翌年度まで及ぶこととなりましたことから、債務負担行為を設定することといたしました。  また、準要保護児童生徒給付費及び給食扶助費につきましては、現在までの申請状況に基づき、あわせて3509万余円を追加措置いたしたものであります。  以上、歳出の概要について御説明いたしましたが、これに対する歳入の主なるものといたしましては、恒久的減税による減収の一部を補てんする地方特例交付金及び普通地方交付税の確定に伴い、それぞれ6540万余円、3億5975万余円、国庫支出金1760万余円、県支出金8318万円、諸収入1億2294万余円を追加措置いたしたほか、減税補てん債臨時財政対策債の確定及び事業費との関連により、市債を1億1090万円減額いたしたものであります。その結果、平成15年度一般会計予算につきましては5億8909万円の追加補正となり、予算総額は1021億8527万余円となった次第であります。  次に、特別会計補正予算について御説明申し上げます。  議案第137号平成15年度青森市下水道事業特別会計補正予算につきましては、補助事業費内示等に基づき所要の調整をいたしたものであります。また、議案第138号平成15年度青森市大平財産特別会計補正予算から議案第140号平成15年度青森市幸畑財産特別会計補正予算までの各会計補正予算につきましては、いずれも一般会計への繰出金等を調整いたしたものであります。  次に、条例案について御説明申し上げます。  議案第141号住居表示の実施に伴う関係条例の整理に関する条例の制定については、小柳・八重田地区住居表示の実施に伴い、同地区内にある原別支所所管区域及び市営住宅小柳第三団地の位置に係る規定の整理をしようとするものであります。  議案第142号青森市常勤の特別職の職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第143号青森教育委員会教育長給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、常勤の特別職の職員及び教育長退職手当について、その額を引き下げるため改正しようとするものであります。  議案第144号青森学校給食共同調理場設置条例の一部を改正する条例の制定については、平成16年4月から中学校給食を実施することに伴い、青森市中学校給食センターを設置するため所要の改正をしようとするものであります。  議案第145号青森観光レクリエーション振興施設条例の一部を改正する条例の制定については、利用者利便性向上を図るため、モヤヒルズ索道等に係る一日券、半日券の有効時間及びその開始時間を利用状況に応じて変更できるようにするため、及びユーサ浅虫の浴場施設回数利用券を新たに発行するため改正しようとするものであります。  議案第146号青森横内川水道水源保護条例の一部を改正する条例の制定については、条例施行から1年を経過し、その検証に基づき、制限行為の許可の対象となる工作物及び行為についての範囲の明確化を図る等、制度の実効性をさらに高めるため改正しようとするものであります。  次に、議案第147号新たに生じた土地の確認について及び議案第148号新たに生じた土地の字名については、公有水面埋め立てにより新たに土地が生じましたので、これを確認の上、同埋立地を奥内字川合に編入しようとするものであります。  最後に、議案第149号から議案第151号までにつきましては、各公営企業に係る平成14年度の決算の認定についてでありますが、その詳細につきましては各担当者から御説明させたいと存じます。  以上をもちまして、上程いたしました議案の概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては、議事の進行に伴い、私及び担当者からそれぞれ御説明いたしますので、慎重御審議の上、御議決を賜りますようお願い申し上げます。 8 ◯議長木村巖君) 次に、病院事業会計決算について説明を求めます。市民病院事務局長。   〔市民病院事務局長小山内博君登壇〕 9 ◯市民病院事務局長小山内博君) 本議会に提案いたしました平成14年度青森市病院事業会計決算について、その概要を御説明申し上げ、御審議の参考に供したいと存じます。  近年、少子・高齢社会の本格的な到来とともに、男女共同参画社会の形成、核家族化の進展など、社会経済環境が大きく変化する中で、疾病構造の変化、医療技術の進歩などと相まって医療に対する市民の期待と要望は一層複雑多様化してきております。加えて、医療保険制度の改革、介護保険制度施行等、医療を取り巻く環境も大きく変化をしており、それぞれの病院の役割の明確化、病院間の機能分担や連携、さらには保健・医療・福祉の一層の連携強化も求められているところであります。  御承知のとおり、自治体病院は地域の基幹病院として、医学・医術の進歩に対応した適切な医療の提供を念頭に置きながら、一般医療はもとより、公的医療機関でなければ対応することが困難な高度・特殊・先駆的医療及び救急医療等を積極的に推進し、地域医療の確保と医療水準の向上を図り、もって地域住民健康維持と公共の福祉の向上に寄与することを使命としているところであります。  市民病院におきましても、青森市及び周辺地域における医療の基幹的・中核的役割を担う中核病院として、地域住民医療ニーズに的確にこたえ、常に病院施設機能の整備・充実、患者の療養環境改善等を図りながら、鋭意努力してきたところであり、今後におきましても、市民病院の理念であります「地域の信頼にこたえる、よりよい医療の提供」に努め、「患者さん中心の医療」「医療の質の向上」「職員の経営参加への意欲的な取り組み」を常に心がけながら、よりよい医療サービスの提供に努めていくこととしております。  それでは、初めに、平成14年度の診療状況について御説明申し上げます。  まず、入院延べ患者数は17万7136人で前年度に比較し1.9%の減、1日平均入院患者数は485人で前年度に比較し2.0%の減、また外来延べ患者数は32万8529人で前年度に比較し3.2%の減、1日平均外来患者数は1117人で前年度に比較し3.5%の減となっております。入院・外来を合わせた年間延べ患者数では50万5665人で前年度に比較し2.8%の減、1日平均患者数では1602人で前年度に比較し3.1%の減となりました。  次に、事業概要についてでありますが、まず医療機器の整備につきましては、マルチスライスCT装置を導入し、画像撮影時間の短縮と患者さんの負担軽減及び高精細な画像による的確な診断を可能としたほか、撮影枚数の多い一般エックス線撮影装置をデジタル化することで、現像前に精密な画像をモニターで瞬時に確認でき、フィルムや処理液等のむだやコストの削減も図れるCRシステムの導入、さらには、尿路結石治療において、患部に傷をつけず内視鏡的治療が可能なホルミウムレーザーシステムを導入するなど、高度医療機器の充実を図りました。  また、適正な病院給食業務運営の確保とサービス水準維持向上を図るため、平成13年度から2カ年で給食調理業務配ぜん業務等民間委託を実施したほか、計画的に導入を図ってまいりましたオーダリングシステムについても、平成15年1月に入院基本・処方・食事オーダリングシステムを稼働させ、業務の効率化を図ったところであります。  次に、財政状況についてでありますが、事業収益は、入院・外来患者数減少等に伴い、前年度に比較して1.7%減の103億1607万余円となりました。  他方、事業費用は、退職給与金の減等に伴う給与費の減少に加え、薬品及び診療材料廉価購入を図るなど、極力諸経費の節減に努めましたが、処置及び手術の増等に伴う診療材料費の増、委託料及び手数料等の増による経費の増、さらには、過年度損益の修正を特別損失として計上いたしましたことから、前年度に比較して3.0%増の105億1691万余円となり、この結果、収支差し引きでは2億84万余円の当年度純損失を計上いたしました。  それでは、この内容を損益計算書によって御説明申し上げます。  まず、医業収益は92億9550万余円、これに対する医業費用は94億8735万余円、差し引き医業損失は1億9184万余円となりましたが、これに医業外収益及び高等看護学院事業収益合計額10億2056万余円を加え、医業外費用及び高等看護学院事業費用合計額7億4391万余円を差し引いた経常利益は8479万余円となり、これから特別損失2億8563万余円を差し引き、当年度純損失は2億84万余円となったものであります。この結果、前年度繰越欠損金10億5317万余円に当年度純損失を加えた当年度処理欠損金は12億5401万余円となった次第であります。  次に、貸借対照表について御説明申し上げます。  資産の部といたしましては、固定資産及び流動資産並びに繰延勘定を合わせた資産合計は116億8129万余円となります。負債の部といたしましては、固定負債及び流動負債を合わせた負債合計は6億6670万余円となります。資本の部といたしましては、資本金及び剰余金を合わせた資本合計は110億1459万余円となり、負債資本合計は116億8129万余円となった次第であります。  以上をもちまして、平成14年度病院事業会計の決算について御説明申し上げましたが、今後ともより一層の経営健全化効率化及び適正な会計処理に努め、地域住民健康維持公共福祉の向上に寄与するため、地域の中核病院としての責務を果たしてまいる所存でありますので、慎重御審議の上、御認定賜りますとともに、議員各位の御理解ある御支援と御協力をお願い申し上げる次第であります。 10 ◯議長木村巖君) 次に、水道事業会計決算について説明を求めます。水道事業管理者。   〔水道事業管理者坂本健君登壇〕 11 ◯水道事業管理者坂本健君) 本議会に提案いたしました平成14年度青森市水道事業会計決算について、その概要を御説明申し上げ、御審議の参考に供したいと存じます。  御承知のとおり、青森市の水道事業は、明治42年の創業以来、94年の歳月と歴史を誇る中で、豊かな市民生活と高度な社会経済活動を支える基幹施設として、日々重要な役割を果たしております。創業当初の計画給水人口は5万人で、その配水能力は1日当たり4150立方メートルでありましたが、現在の給水人口は29万6333人、その配水能力は1日当たり15万223立方メートルの水道に成長し、99.64%の普及率となりました。  青森市の水道は、周辺町村の合併による行政区域の拡大と人口の急増、さらには、生活水準の向上と市勢の目覚ましい発展に伴う水需要の増大にこたえていくため、その目標を普及率の向上を図ることとし、これまで水道水源の確保と施設及び設備等の拡張に努めてまいりました。その目標をほぼ達成した今、水道に寄せられる市民の関心は、量の確保はもとより、水質の一層の向上と安全で良質な水道水を安定的に供給できるかどうかに移行しつつありますが、水道を取り巻く環境は、急速に進む少子・高齢化やライフスタイルの多様化節水機器の普及などに加えて、デフレ・不況経済進行等水需要が落ち込み、企業財政の大宗を占める水道料金が平成12年度をピークに年々減少を続けるなど、極めて厳しく深刻な状況にあります。  その一方で、これまで水道水源の確保や施設及び設備等拡張等に要した企業債の償還及び人件費等義務的経費の増大、さらには堤川浄水場第2期工事の着工、水源保全を含む環境問題への対応、水質管理体制の見直し、地震・テロに対する危機管理など、さまざまな課題に直面しており、水道事業の経営は従前にも増して難しい状況にあるものと認識いたしております。  しかし、このような状況にあっても、より安全で良質なおいしい水道水需要者の皆様に安定的にお届けするという使命を達成するため、経済性効率性を求めながら、限られた財源と人材を有効に活用し、サービスの充実とより一層の高水準の水道を構築することに努力をしているところであります。  さて、平成14年度の給水状況について御説明申し上げます。  給水人口は29万6333人で前年度に比較し0.1%の減、給水件数は12万697件で前年度に比較し0.03%の減、有収水量は3203万9036立方メートルで前年度に比較し0.9%の減、有収率は85.86%で前年度に比較し1.4%の減となっております。  次に、事業概要についてでありますが、継続事業として進めてまいりました第3期拡張事業では、堤川浄水場第2期工事に着手しているほか、安田近野地区水圧不足解消のため、増圧ポンプ所の建設に加え、同地区等へ延長1306メートルの配水管を新たに布設いたしました。また、建設改良事業では、管路の耐震化老朽管更新等災害対策漏水防止のため、延長9772メートルの配水管を布設がえをしたのを初め、東部地区クリプトスポリジウム等感染性微生物対策として、原別2号及び4号取水井に高感度濁度計、粒子カウンター等の設置、堤川浄水場取水口周辺監視体制強化策として、ITV装置2台の増設を行ったほか、新たな地下水源確保のため、東部地区地下水源調査や、水道水源の保護及び周辺環境保全を図るための用地として、四ツ石地区6万5443平方メートル、雲谷地区6333平方メートルを取得いたしました。  さらに、横内浄水場系水道水源保護区域の保護及び保全対策の1つとして、多くの市民の皆様の御支援と御協力をいただきながら、ブナの植林事業を「水と森を守る運動」として位置づけ、平成4年度から継続的に進めてまいりましたが、平成14年度においても1万本を植林し、これまで32ヘクタールに12万8000本のブナを植林することができました。  次に、財政状況についてでございますが、事業収益は、前年度に比較し1.0%減の63億2256万余円、一方、事業費用は、前年度に比較し4.0%減の56億3356万余円となり、この結果、当年度純利益6億8899万余円を計上することができました。  それでは、この内容を損益計算書によって御説明申し上げます。  まず、営業収益は63億803万余円、これに対する営業費用は44億9982万余円となり、差し引き営業利益は18億821万余円。なお、これに営業外収益1386万余円を加え、営業外費用11億2640万余円を差し引いた経常利益は6億9566万余円となり、これに特別利益66万余円を加え、これから特別損失733万余円を差し引き、当年度純利益は6億8899万余円となりました。  この当年度純利益の処分につきましては、地方公営企業法第32条第1項の規定に基づく減債積立金へ全額積み立てることにいたしました。  次に、貸借対照表について御説明申し上げます。  資産の部としては、固定資産及び流動資産を合わせた資産合計は437億9835万余円となります。負債の部としては、固定負債及び流動負債を合わせた負債合計は12億387万余円となります。資本の部としては、資本金及び剰余金を合わせた資本合計は425億9448万余円となり、負債資本合計は437億9835万余円となりました。  以上をもちまして、平成14年度水道事業会計の決算について御説明申し上げましたが、今後ともより一層経営の健全化効率化を進めながら、清浄にして豊富低廉な水の供給を図ることに努め、市民の生命と暮らしを守り、産業経済活動の向上に寄与してまいりたいと考えておりますので、慎重御審議の上、御認定を賜りますとともに、議員各位の御理解ある御支援と御協力をお願いを申し上げます。 12 ◯議長木村巖君) 次に、自動車運送事業会計決算について説明を求めます。交通事業管理者。   〔交通事業管理者三上召三君登壇〕 13 ◯交通事業管理者三上召三君) 本議会に提案いたしました平成14年度青森市自動車運送事業会計決算について、その概要を御説明申し上げ、御審議の参考に供したいと存じます。  御承知のとおり、公営交通事業は、市民生活に不可欠な公共輸送機関として大きな役割を担っておりますが、自家用自動車普及等に伴い、交通手段多様化に起因するバス離れ傾向が進み、利用者数が年々減少するなど、その経営環境は一層厳しさを増してきております。  このような状況の中、本市自動車運送事業におきましては、公営企業の理念であります「経済性の発揮」と「公共の福祉の増進」を図るため、まずは安定した経営基盤の確立と収支均衡を図ることを急務とし、効率化対策と増収対策を事業の2本柱に据え、経営基盤の立て直しに鋭意努力してまいりました。  平成14年度の事業運営といたしましては、青森駅前バス待機所の整備や第二養護学校前待合所、南造道停留所の上屋設置、また、バスに気持ちよく乗車していただくための「サンキュー運動」の実施や突然の降雨に備えた「ふれあいの傘」の設置、さらには事故防止対策の一環として「昼間点灯」など、もろもろの利用者サービスの向上に努めてまいりました。  なお、平成14年度における輸送実績についてでありますが、営業路線キロ数339.0キロメートル、運行系統数208系統、車両数220両をもって乗客の輸送に当たりましたが、輸送人員は1187万1194人で、前年度に比べ4.0%の減少となりました。  次に、財政状況について御説明申し上げます。  事業収益は、前年度に比べ1.0%減の40億662万余円となりました。一方、事業費用におきましては、諸経費の節減等、経営効率化に努め、前年度に比べ5.4%減の39億8976万余円となり、この結果、当年度純利益1685余円を計上することができました。  それでは、この内容を損益計算書によって御説明申し上げます。  まず、営業収益33億9816万余円、これに対する営業費用35億2017万余円を差し引き、営業損失は1億2201万余円となり、これに営業外収益6億845万余円を加え、営業外費用4億6958万余円を差し引き、経常利益は1685万余円となり、当年度純利益は経常利益と同額の1685万余円となりました。この結果、前年度繰越欠損金8億9140万余円に当年度純利益を加え、平成14年度未処理欠損金は8億7455万余円となりました。  次に、貸借対照表について御説明申し上げます。  資産の部といたしましては、固定資産流動資産及び繰延勘定を合わせた資産合計は42億459万余円となります。負債の部といたしましては、固定負債及び流動負債を合わせた負債合計は25億758万余円となります。資本の部といたしましては、資本金及び剰余金を合わせた資本合計は16億9701万余円となり、負債資本合計は42億459万余円となりました。  以上をもちまして、平成14年度自動車運送事業会計の決算について御説明申し上げましたが、今後ともより一層経営の効率化と企業環境の整備改善に努めるとともに、安全運行の徹底を図りながら、公共輸送機関としての役割を果たしてまいる所存でありますので、慎重御審議の上、御認定を賜りますとともに、議員各位の御理解ある御支援と御協力をお願い申し上げる次第であります。           ────────────────────────── 日程第20 報告第21号 専決処分の報告について 日程第21 青市監報告第659号 定期監査報告 ~ 日程第23 青市監報告第661号 例月出納検査報告(企業会計分) 14 ◯議長木村巖君) 日程第20報告第21号「専決処分の報告について」から日程第23青市監報告第661号「例月出納検査報告」までの計4件については、配付いたしております報告書のとおり報告がありました。           ────────────────────────── 15 ◯議長木村巖君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。           ──────────────────────────  休会について 16 ◯議長木村巖君) お諮りいたします。  議案熟考のため、9月3日から9月7日までの5日間休会いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 17 ◯議長木村巖君) 御異議なしと認めます。よって、9月3日から9月7日までの5日間休会することに決しました。  来る9月8日は午前10時会議を開きます。           ──────────────────────────  散 会 18 ◯議長木村巖君) 本日はこれにて散会いたします。   午前10時38分散会 TOP▲ ©2005Aomori City Assembly. 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